![]() 遅ればせながら、関西視察2日目の報告をいたします。10月21日は、文科省の研究指定を受けている大阪府の赤阪小の「情報科」の授業を参観しました。 村内の1幼稚園、4小学校、1中学校が、足並みをそろえ、系統的に情報活用能力、情報モラルの育成を図るためのカリキュラム編成や指導方法の研究をこれから3年間にわたって研究するという計画でした。ねらいは「情報科」の新設を見込んで、研究提案をしていくところにあります。まずは、この壮大な取り組みに、驚かされました。 授業は、5年情報科「福祉体験の交流をしよう」という単元で、グループごとにで生涯スポーツについて調べて作った説明書を全体で紹介し、そのスポーツをみんなで体験するという活動でした。(※画面参照)この日は、「フロアバレーボール」の紹介があり、体験を通して、障害者の気持ちを考えるという目標でした。一見したところ、それは「総合的な活動」となんら変わらないようにも感じました。 果たして「情報科」を特設するということとは、一体どのような授業、単元を考えていくことになるのか、ちょっと、今の自分には理解しがたいものがありました。思うに、情報教育は、教科をはじめ全ての教育活動のなかで推し進められるべきものであるように思います。また、情報科で指導すべきことがらは、知識理解ではなく、表現力・コミュニケーション能力などの育成ではないだろうか、と思いました。 したがって肝心なことは授業の中で、子供たちの情報の発信や受信の場面(例えば、話合いなどの交流)に気を配りながら、子供たちが「情報」とどのようにかかわっているか、どのようにかかわらせてやればいいか、どんな力や態度を育てたいのか、そしてどこまで考えを深めさせていくのか、ということをしっかりと認識し、授業の中で配慮していくことではないだろうか、と思いました。 つまり、「情報科」とは、教科として前面に表れるものではなく、教育活動の中に『機能』として存在する概念ではないだろうかと私は考えました。 |
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